vol11

Create
2012.10.21
Hair
大嶋 宏隆
Make
鹿島 遥
Photo
倉橋 一気
Model
山出 彩未

London Girl

興味のあるコトって何ですか?と聞いたところ「60年代のロンドン!」と答えたボリスガールの山出さん。「ボクもデス!」とボリスビアン本店 店長・大嶋宏隆も強く共感。イメージとテーマをすぐに共有でき、スタートダッシュで取りかかれたボリスガールです。

60年代のロンドン、と聞いて思い浮かべるのはビートルズ、という方も多いでしょう。音楽やファッションの一時代を築いたモッズスタイルも流行。ヘアでいえば、重めのボブで、ミルクティーのような色合い。男女とも中性的な魅力が人気を呼んだ時代です。「ロンドンにも留学していました。以前から憧れがあり、一度はなりたい自分です」というモデルの希望に、大嶋が「自分も手がけたかった時代のイメージ」を重ね、応えました。

仕込みでは、外国人のような栗毛色を表現するため、一度ベースの色を明るくしてからアッシュベージュをのせました。光の当たり方によって透け感を漂わせ、立体的なスタイルになります。シチュエーション別の撮影では、メイクもヘアのアレンジも変えています。

最初はベロア生地のワンピースに、レース系の衿をつけたオーソドックスなポーズで撮影。ロンドンの女の子がカフェでお茶をしているイメージです。
二つ目は、ロンドンの街角を思わせるレンガを背景にして。下まつげを強調したメイクに変えました。「裏路地で遊ぶ、ちょいワルな感じで」と大嶋。
三つ目は、クールなお姉さん風に。レトロモダンともいうべき幾何学的なデザインが入る背景を探して撮影をしました。「こてこてのボブを再現するのではなく、21世紀風にしたなら、と巻き方も考えました」。

当初のイメージが一致したにせよ、そこで終わらず、大嶋は目指すテーマをモデルと共有するために、自分が持つCDや雑誌を貸していました。撮影に向けてイメージトレーニングをし、ポージングや表情の参考にしてほしいと伝えていたのです。
「狙い通りのスタイルが作れましたが、悩んだのは、まとまりすぎないように気を配って作ること。そこをあえて“外す”ように心がけました」。
過去のファッションスタイルを、現代に再現するときの“加減”が、格好良さの振り幅に影響するようです。

メイキング&オフショット

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