vol5

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2012.05.20
Hair
小浜 尚武
Make
山崎 瞳
Photo
出地 瑠以
Model
渡邊 実佑

Burlesque Girl

撮影に向けた最初のカウンセリングの際、小浜尚武(モッズ・ヘア福井店・エグゼクティブディレクター)は、モデルに多少の幼さを感じたそうです。「まだ21歳。可愛らしさもあるし、格好良さもある女の子でした。着る洋服で印象が変わるタイプでしたね」。小浜はモデルの潜在的な美への希望を導き出そうと会話を深めました。

自分からやりたい!と言い出しにくいスタイル、本当は挑戦してみたいと思っている女性像とは…モデルとの会話から「Sexy&Cool」というキーワードが見えてきました。このキーワードでモデルを演出してみようと考えた小浜は、お互いのイメージを確かなものにするため、雑誌にある1カットを見せました。イメージはマドンナ。モデルが快諾したところから次のステージへ。

髪色は、モデル本人の明るくしたいという希望からライトニング。ブリーチしてからアッシュブロンドをのせました。こうすることで黄色味をおさえつつ、外国人のブロンドのような立体感が出ます。
時間をかけたのはメイク。リップは濃く、存在感があるように真っ赤に、目元はブラックで締めるように、と指示。撮影を進めるたびにアイシャドウを何度も塗り重ねていきました。

最初はおとなしめに動いていたモデルも、髪型を変えたり、メイクに変化をつけていくたび、積極的にポージングを決めてくれました。ジェルで固めてオールバックに、それを一気に崩してバサッとおろしたスタイルに、椅子に座ったり、立ってタバコをくわえてみたり。
眉(アイブロウ)をカットして、Wラインをいれたアイシャドウ、そしてワンピースをミニスカート風に着崩したオーダーにもノリノリ。前半と後半では動きも表情も格段に違います。

撮影を終えて、小浜自身は「モデルとイメージを共有化しておくことが大事だと思いました。こういう撮影は、モデルに役になりきってもらうもの。どんな風に演じて欲しいのか、どんな背景を持った女性像なのか、シナリオをしっかり練り込む。これを事前にモデルにも伝えた上で撮影にのぞむと、もっと良かったのかもしれません」。事前のイメージ作りの重要性を感じたようです。

普段、スタイリストはお客様の頭や髪を触りながら、完成スタイルを想像しています。小浜がそこで思うことは「本人が気付いていない美しさの提案」だといいます。
「もっとキレイになれる髪型があるはず。顔を出したくないけど逆に出すともっとキレイになるとか。本人が思ってもみない美の部分を、気付かせて作るのが僕たちの役割だと思います」。
いつもはできないスタイルに挑戦して、新たな自分への発見もあったモデルの渡邊さん。望み通り、本人も気付いていない自分の魅力を発見できた撮影でした。

メイキング&オフショット

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